自動車用レコード・プレーヤーと世界最小プレーヤー!?(動画有)

自動車にとりつけるレコード・プレーヤーを特集してみました。
といっても発売していた会社も少ないので…日本製の世界最小プレーヤー!?も追加してみました。

まずはRCA製、驚くことにオートチェンジャー、しかも下からのダイナミック・トーン・アーム(バネで針圧をかけるタイプです)

こっちはPhilips製、叩いたりしていますが、針飛びしないところが凄い。

GMC Travel Busについていたレコード・プレーヤー。
これはごつくて凄いですねえ。
http://www.flickr.com/photos/33535417@N05/4932284390/in/pool-gmcmotorhome

どれもプレイしたら盤は傷むこと必死ですので、使いたいと思うかどうかは別としてレコード好きとしてはこういうのって良いなあ〜と思うのです。

そして自動車用ではありませんが、ほとんど世界最小とも思えるプレーヤー、しかも日本製です。これはほしい~~~~!
Japan Vintage Portable Transistor Super Mini Phonograph Record Player

更に見たい方はこちらからどうぞ、もう少し掲載されています。

http://www.darkroastedblend.com/2010/04/car-record-players-other-cool-vintage.html


サボテンレコードのWeb Shopはこちらから

まさに幻の銘機! COTTER Control Module CM2





あの素晴らしいMCトランスで有名なCotterがプリアンプを作っていたのを知らない方も多いと思います。
今回出品させていただきましたのは、まさに幻の銘機Cotterのプリアンプ Control Module CM2。
そしてこちらも評価の高いフォノイコ、Phono Signal Conditioner PSC2(このフォノイコだけでも以前ヤフオクで20万円近い価格で落札されていました)。
更にNoise Filter bufferを2機、更にプリアンプとは別に高音質になるようPhono Signal Conditionerつなげるようにパワーサプライを1台追加して2台セットです。

内部写真をご覧いただければお分かりいただけますように凄いヴォリュームを使用し、Cotterの定評ある銀線材を惜しげもなく使用しております。

オークション終了しました。お買い上げありがとうございました。

復活! Shure SE-1



今日、Counterpointの真空管が天国に行ってしまったため、急遽Shure SE1(Mod)を使用することにしました。

久しぶりに聴きましたが、この濃さと太さ、たまりません!
50年代のジャズには最高です。
というわけで暫くこのアンプを使っていきたいと思います。

イコライザーカーブ6種付MONO専用フォノ・イコライザーVenetor VT-MPEQを試してみる


前回Venetor SoundのVT-MCTLのMCプリアンプのことを書きましたが
今度新製品が出るとのことでわざわざVenter Soundの社長みずからモノラル・イコライザー・アンプVT-MPEQを持ってきてくれました。

今度のMONO専用のフォノイコはイコライザーカーブ付です。
イコライザーカーブは10inch、初期のMONO盤を買っているとホントに気になりますよねえ。
自分も欲しい、欲しいと思いながら何台か買いました。
やっぱり値段が手頃でいいなあと思ったのはMcIntosh C-8
イコライザーカーブも多数で多くの方も勧めていることだし、
…う〜ん、太くて濃いサウンド…
状態が今一だったのかも知れませんが好みに合わず…残念ながら縁がありませんでした。
McIntoshファンの方、すみません。

最近ですと高価な物ではEMT JPA66、FM Acoustic…他、マイナーメーカーを含めてちょこちょこっと発売していますが高すぎたりと…これといって気に入る物がない。

で何となくこんなものや、


こんなものや、


こんなもの


(っていうかこれは違うでしょ)を買ったりするのですがやっぱり満足なんか出来ません。
使わないまま終わるんですよねえ。

で持ってきてくれました。

ハンマートーンにVUメーター付、スタジオ機材風なところが自分好みです。
こだわりはイコライザーカーブのセレクターにも及び、わざわざ「ffrr(耳マーク)」「COLUMBIA」、「RCA」の文字などその会社の物に合わせることなんてこだわりなければできません…というよりここまでするとは…好きですねえ。

顔も大事ですが音は更に大事、とにかく聴いてみます。


試聴の装置は
ターンテーブル:Technics SP10 mk II、Audio Technica AT1501
カートリッジ:GE バリレラ
プリアンプ:Threshold NS10
パワーアンプ:Roland Reserch Model5
スピーカー:Altec604


Chris Connor「Sings Lullabyes of Birdland」US 10inchオリジナル。
まずは普通のRIAAカーブで、まあよく知っているサウンドですよね。いつもかけていますから
ただサウンド自体が静かで音が軽やかで歌う、そしてスクラッチノイズも細かい。
フォノイコとしての素性はとても良いと思いました。

Columbiaカーブかも?と思いかけてみます。
う〜ん、ヴォーカルの雰囲気は良くなったのですが、ちょっと付帯音がかぶっている感じです。
AESカーブでかけてみます。
AESカーブで聴くと少し音量が落ちますが、これはフィルターの関係で仕方が無いとのことヴォーカル自体が若干さっぱりした感じがありますがヴォーカルの節々「フーッ」という持続音の部分に気持ちの良い倍音成分がのったふくらみがあり、そこに感情がしっかり込められていることがよくわかります。
ヴォーカル自体の響きが生々しく実在感があり、ピアノの音も自然で素晴らしい。
RIAAで聴くとPianoの音に艶がなく音がかぶり、ベースは肥大して聞こえてヴォーカルをマスクしてしまい、ボーカルも肥大してしまっているために「ボワーン」という感じに聞こえます。
RIAAで聴き続けていればそんなことは分からず…「まあ、こんな音か」ですむんですが、
このAESカーブで聴いたら、もうRIAAでは聴けません。


次にLee Wiley「Night in manhattan」US 10inchオリジナル。
やはりこれはColumbiaカーブだろうということでColumbiaカーブとRIAAで比べてみます。
Columbiaカーブにすると抜けが良くなり、タイトルの「Night In Manhattan」もRIAAに比べると若干賑やかになり、Manhattanの喧騒が伝わってきそうです。
ヴォーカルもRIAAに比べてニュアンスが自然で、Lee Wileyの感情がこちらに伝わってきます。
更に驚くことに、ボビー・ハケットのトランペットはRIAAではオフ気味に聞こえ、バラードだとなんだか更に歳をとって少し頼り無い音で吹いている感じがするのですが、Columbiaカーブで聴けば音の抜けが良く、「ぱりっ」と、艶がある音色で、RIAAで聴くのとは全く、違う違う、なんだこんなに「ピシッ」としっかり吹いていたのか。
そりゃそうだよな、RIAAで聴くような音じゃ、クビになってもおかしくないものなあ。
聴かれたらきっと驚きますよ。


次にJune Christyの「Something Cool」US 10inchオリジナル。
これはAESでしょう、RIAAで聴いたらヴォーカルに音がかぶって付帯音がつきまとって正直聴きづらい。AESで聴いたらすっきり、こちらも気持ち良く聴けました。


最難関はLinn Taylor「I See Your Face Before Me」でしょう。
これはホントになかなか良く聴けないですねえ。
誰もが悩むと思います。
自分はずっとAESだと思っていました。
しかしAESでもダメ、Columbiaでもダメ、RCAもダメ、ffrrもダメ、当然ながらNAB、RIAAもダメ。
…でちょっと思い出したのです。
HAL’s Recordsの池田さんがこのことをたしかBlogに書いていたなあと…
まあ電話して聴いてみようかなと思い電話しました。
池田さんが言うには、「オーディオ屋さんとも話したんだけどこれはRIAAカーブのはずなんだけどイコライザーカーブの指定が間違っているんだよ。RIAAで聴いて良いんだけど、高音が出すぎなのでそれを落とせば大丈夫。トーンコントロールの低音を思いっきり上げて高音を2つ絞るくらいにすると絶品なんだよ。(アンプによって違うとは思いますが…)」と言っていました。
ですのでお悩みの方、是非、この様にしてお試し下さい。
…というわけでこれは当然ながら×ですねえ。ってそんなカーブないので当たり前ですが。
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Jazzを聴く方にはご存じ名店Hal’s recordsのWebページはこちらです。
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ヴォーカルばかり聴いたので、ちょっとはインスト物を
やっぱり気になるのは皆さんBlue Noteですかねえ。


ではMiles Davis「Vol.2」US 10inchオリジナル。
Blue Noteの10inchはAESカーブと言うことですのでAESと比べてみたいと思います。
RIAAカーブで聴くと低音がかぶっているため、若干もやがかかった感じになりますがAESではマイルスのトランペットはパリッとしていてベースのベースラインもキッチリ、クッキリ分かります。
目の悪い人が眼鏡を外して見ていた物が、眼鏡をしたとたんにくっきりした感じです。

いやあ…もう戻れません。
C8や…で聴いたときにはこんなには違わなかったというか、ちょっと合っているようなんだけど…でもなんだかこれがそんなに良いかなあ?と言う感じでですけどねえ~。
それほどオーバーホールしていない機材を使った為かもしれませんが…
いやあ、今回はさすがに参りました。

ただこれだけで試聴を終わりにするわけにはいきません。
RIAAでの音もかなりの好印象、いつも音が良さそうなアンプに出会った時にどうしても聴きたくなる
Sonny Rollins「Saxophone Colossus」US Prestigeオリジナル。


お持ちの方はご存じの様に「St.Thomas」でのドラムのシンバルの飛び散るようなサウンド、スネアの連打の乾いた音色、Rollinsの音の太さ、そして後半のサックスの吹き上がりの鋭さときたら、もうたまりません。

現在まで使用したことのあるPhono関連アンプはたくさんありますが
今は修理中の
Counterpoint SA5000(Full Mod)
これは「ふわっ」としたライブ感がたまらないフォノ・ステージを持っていて今でも好きです。(現在修理中、もうすぐ1年になりますが…いつ戻ってくるのでしょう?)
…というわけで写真無し。

Shure SE1(Mod)


一節には最強のフォノ・アンプと言われる真空管アンプです。
濃すぎる音がBlue Noteなんかには最高です。

Urei1122


Mark Levinsonより押しが強く、フレッシュだといわれる名フォノイコライザーです。
隣にあるのはWHP Model1といういったい何台作られたか分からないサンフランシスコのラジオ局にあったフォノイコです。
誰も知らない機材ってなんか良いですよねえ。

Berning TF10


ヴォーカルを聴くと好印象の優れたプリアンプです。
今でも持っていますがそれほどは使いません。

他、今でも色々持っているのですが…
で、「どれが一番好きなの?」と聞かれたら


GASのThoebeが一番好きだと答えるでしょう。
私の好みとしては最強だと思っていました。(VT-MPEQを聴いてしまったらもう…)
GASのThoebe、上級機のThaedraとも比べたのですが、Thobeの方が筋肉質で好みでした。まあその個体が「当たり」だったのかも知れませんが…
このアンプを使ったことがない方に説明しますが、普通のプリアンプでシンバルが「チャーン」と鳴るところをこのアンプは「ッシャーン」といってシンバルが真下でみる大玉花火の様に耳に降り注ぎます。スネアの音が普通のアンプだと「ダッ」というところが「タンッ」と言う音でスネアの質感に溢れサックスはブロウの質感が手に取るようです。

久しぶりに引っ張り出して聴き比べました。
Thobeはやっぱり良いですねえ。相変わらずのこの質感。この現在の中古の価格でこのサウンドは正直ありえないと思います。
VT-MPEQにつなぎ替えて聴いてみます。
まず静か、レコードですので少しダストノイズや固有の細かなチリノイズが出るのですがこれが普通少しマスクされるのですがこのアンプで聴くとマスクされない。通常「チリチリ」と言う音だと思われるところが「チリッ、チリッ」としっかり細かく聞こえ、ノイズのフロアが聴感上低く感じます。ノイズを嫌い電源を電池にした効力だと思います。音の立ち上がりも速いので、このアンプで聴いていると音と音との間の空間がいままで使用していたフォノイコより更に強く感じられ、その間が如何に大事かと気付かせてくれます。

情報量が多く、スピードが速いので音の出が軽く感じ、抜けも素晴らしい。
サックスの吹き上がりもThoebeをこえて更にリアル、吹き上がりの太さと速さが違います。シンバルの音も、スネアのサウンドも…聴き比べなければ分からなかったことですがThoebeでは天井の抜けも少し悪い。
VT-MPEQにはかないません。

ヴォーカルの喉がふくらむような雰囲気のある「ふわっ」としたライブ感、サックスの喉を感じるような倍音、シンバルが天井から降り注ぎ、そしてスネアのリアルな「タンッ」と言うリアルな質感、素晴らしい。音楽を聴くなら絶対お薦めです。

当然のことながら今回も購入してしまいました。
本当に素晴らしい。
安い買い物ではありませんが、必ず満足して頂けると思います。
もしイコライザー購入で悩まれている方でしたら、間違いありません。
是非!ご検討ください。

ご注文はこちらから御願い致します。
http://www.sabotenrecords.com/vt-mpeq-6-brbr.html

Venetor SoundのWeb Pageはこちら

余録
このアンプよく見ると裏面にFET使用の出力端子とオペアンプ使用の出力端子があります。
なんで2つあるんですかとVenetor社長に聴いたらVUメーターの為だけに使うのももったいないし、FETの方が音が良いんだけど、うちでやったらオペアンプでもこんなに音が良いんだよと教えたいと言うんです。
他のメーカーがオペアンプで作ってもこんなにいい音はしないはずって…でもFETの方が音がいいんでしょと聴いたらそうだけど…まあ自己満足の世界だなとのこと。
というわけでオペアンプでの試聴はしていません。
購入された方、是非試して下さい。

イコライザー・カーブについては試聴した際の聴感で確認しておりますが、当然のことながら私の耳が絶対と言うことはございません。
お客様が聞いた際の相違などの可能性もございます。
しかも聴感が絶対ということはございません。
どういう音作りをしてどのカーブで切ったのかはカッティングした方でなければわからないと思いますのでどうぞご理解下さい。
そして自分の「このカーブ!が当たりじゃない」という発見をして頂ければ嬉しく思います。

お薦め!MCプリアンプVenetor Sound VT-MCTL ( Cotter MK2 L も Peerless 4629も要りません。BV33は持ってないので分かりませんが…)

もうCotter Mk2 LもPeerless 4629も要りません。BV33は持ってないので分かりませんが…)

このページをご覧になっている方はご存じの様に当店、レコード専門店です。
当然のことながら毎日アナログ、レコードばかりかけています。
そうなるとやっぱりいい音で聴きたい!
と思いますよねえ。
ソフトがCDですとCDプレーヤーを「ポン」っと買ってアンプにつなげればまあ一応終わりです。(まあ、基本的にはですが…)
アナログだとそう簡単にはいかない。
カートリッジを選んで、フォノイコライザーを選んで…
そんなわけで色々買っちゃいますよねえ。
自分もご多分に漏れずいろいろ買ってしまうわけです。
カートリッジでMMとMC、どっちにすると聞かれたら、やっぱりMCを選ぶ人の方が多いんですかねえ。
MCカートリッジだと増幅するのにトランスを使うか、ヘッドアンプを使うか…
これもどちらにするか悩みますねえ。
私自身は常用でMCにはステップ・アップ・トランスを使っていますが本当はヘッドアンプ派です。
オーディオファンの方でよく言われるのは
「OrtofonのSPU系は絶対トランスで昇圧した方が良いよ。ヘッドアンプじゃ本来の音は出ないからね」
自分も昔は何も考えずに、そう言うならまあトランスで昇圧するか、と思い色々なトランスを買いました。
その名残で写真の様↑にいまだたくさんありますが….

数年前、気まぐれで買ったのが写真の後ろの方に移っているCohenのMCヘッドアンプです。
大きな電源と更に6Vのバッテリーが必要とされるありえない構成のアンプですがどうしても気になり買ってしまいました。
何気なくセットして聴いてみるとバルブノイズが軽く出る物の出てくる音はトランスより
ダイナミックレンジ、切れ共にトランスを上回る物でした。
当時持っていたのはCotter MK2 Type L、Peerless4629(手前の黒い個体の物です)。
「SPUはトランスで」の言葉に軽く洗脳されていましたので(笑)、正直「そりゃ、ありえない」と思い取っ替え、引っ替えトランスとアンプを交換し、確かめたのですがやはり自分の耳にはCohenのアンプの方が音の質感とその場の空気感がトランスより表現が一歩上でした。
バルブノイズのためオーバーホールして使用したいと思いながら…修理をどこに御願いしようかと悩みながら今まできてしまいました。

最近、旧知のお客様が「Ortofonを持ってるなら、このMCプリアンプ↑はホントに良いので貸してあげるから使ってみて!」と言ってくれ、まあせっかく言ってくれているんですし、ということで貸して頂きました。
それならついでに手持ちのトランス全試聴とこのMCプリアンプを聴いてその感想をブログに上げたら面白いかなと思って書き始めた次第です。

試聴の装置は
ターンテーブル:Technics SP10 mk II、Audio Technica AT1501
カートリッジ:Ortofon SPU
プリアンプ:Threshold NS10
パワーアンプ:Roland Reserch Model5
スピーカー:Altec604

試聴LP:Bill Evans/Live at Motreux(Verve)曲「Nadia」
(トランスとカートリッジのインピーダンスのマッチングをきっちり合わせていませんので、まあざっと聴いたらこんな感じとご理解ください。きっちりインピーダンスを合わせれば更に良く聴けるはずです)。

まずはこれ、中にはShureのマイク用インプットトランスと同等品が入っているとのことで数年前に買ったのですが…
>>>昇圧が10倍程度ですのでOrtofonには今一向かない感じでした。まあ普通…
いろいろインピーダンス・マッチングが出来るのは良いのですけどねえ。
まあ仕方ないと思います。

Altec 15095
>>>これもインプットトランスです。最初買ったときから今一「ピン」と来ないトランスで、ライン用に切り替えようと思いながらそのままなっていた物です。
これもマッチングが悪いのかまあ普通…
良いという人も多いのですが…自分の使い方が悪いのだと思います。 RCA MI-12399
>>>端正で質感の高いサウンド、この音は良いですねえ。
小さくてお気に入りのトランスです。
正直、インピーダンスのマッチングがあってるとは思えませんが… Peerless 4629
>>>ガッツ溢れる躍動感が素晴らしい。これも良いですねえ。 NST TYS7000III
>>>「ファインメット・コアは音が本当に素晴らしい!」と言われるので…そうするとどうしても聴いてみたい…まあ安かったし買ってしまった。でも大きすぎ…
端正な低音に伸びのある高音と良くできたトランスです。
ほとんど使っていなかったので常用で使えば更に良くなるとは思います。 MA Cotter Mk2 Type L
>>>泣く子も黙る…ってそんなわけないですがご存じ銘品です。
適度に締まった低音と伸びやかな高音、素晴らしい。
良いですねえ。

それぞれにあるちょっとした違いに「うんうん」と頷きながら愉しく1時間ほど過ごさせて頂きました。

そしてお客様お薦めのVenetor Sound VT-MCTL

結線して、何気なく「Nadia」を聞き始める…
「あれ?えっ!? ピアノこんな音だったっけ…?」ここまでベースの音が「キュッ、ゴリン」って言ってたっけ?
あれ?シンバルの音も…「えっ??」….
いままでトランスで聞いていた物と全く質感が違う…
トランスの使い方を間違えていた?

漫画でいうと何気なくたばこを吸っていたところ、その音の違いに驚いて「えっ!?」とたばこを落とすような感じ…

何か間違いでもあったのではないかと思いトランスをとっかえひっかえ試してみてもVT-MCTLには全く太刀打ち出来ない。
Cohenの時は少しのバルブノイズの為僅かにマスクされていた部分が無くなって
クリーンな質感の上に筋肉質な躍動感があり、その場の空気感も良く出ている。
VT-MCTLを聴いたら、トランスの音は僅かに薄く曇ったガラスを通して外の世界を見ている感じです。躍動感もその場の空気感も足りません。
いやあ、これは本当に参りました。

素晴らしすぎです。
当然のことながら私共も購入しました。
この価格でこの音質はあり得ません。
これは購入すべき逸品です。

あまりの素晴らしさ故、当店でも是非販売させて欲しいと御願いしたところ快く了承してくださいました。
オーディオ関連でこれほどのお薦めは滅多にありません。
「これを買わずに何を買う?」くらいの本当にお薦めです。
気になる方は是非ご検討ください。

ご注文はこちらから御願い致します。
http://www.sabotenrecords.com/vt-mctl-mcpre-pre-amp.html

Venetor SoundのWeb Pageはこちら