彼女と一緒にレコード屋に行くのって、けっこう気を遣いますよね。
彼女に「レコード屋行っていい」と聞くと、最初は「もちろん、いいよ」とか言ってくれるのですが、
30分も経つと「まだぁ〜」
40分で「ねえ、もう行こうよ」
50分で「もう、いい加減にしてよ!」
まあ、多少の時間差はありますがこんな感じになりますね。
音楽にそれほど興味のない女性とつきあいますとこんな事は日常茶飯事かと思います。
最終的にこんなに怒るならなんで最初に「イヤだ」と言ってくれ!
そんなこと思ったりするでしょ。
いちおう気を遣ってとか、心の広い彼女と思われたいとか、優しい気持ちで言ってくれているのだと思います。
誰だって「心遣いのできるよくできたいい人」に思われたいですよねえ、自分もそうですし。
そうは言ってみたものの、レコード見るのにそんなに見るのに時間かかる~!?
彼と楽しい時を過ごしたいのに、自分は全然楽しくない。その気持ち良く分かります。そりゃそうだ。
でも逆に考えてみましょう。彼女に服を「一緒に買いにつきあって」と言われて断わる人はなかなかいないと思います。
選ぶのに1時間、2時間は平気でかかっちゃいますよね。
たいていの人は1時間でも2時間でもつきあうじゃないですか。
彼女が満足できるまで付き合おうと思ったらまあ仕方ないことですものねえ。
自分のためにショッピングしている女性からみたら2時間なんてあっという間じゃないですか?
レコード好きの人も同じなんです。レコード屋にいる1時間なんて、レコード好きの脳内ではせいぜい15分しかくらいしか経っていないのです。
というわけでレコード好きの彼を持つ彼女の方にお願いです。
1時間くらいレコードを見ていても許してあげて下さい。できれば2時間でも、3時間でも…
はい、さすがにそんな長時間は許せないのは分かってますよ。