アメリカ盤のオリジナルってやっぱりジャケの発色とか違うの?



今回は「アメリカ盤のオリジナルってやっぱりジャケの発色とか違うの?」です。

今回も先に結論から
勿論、そういうものもありますが、タイトルによって違いますし、タイトルによっては何が何だかわからないものもままありますよ。
ということを書いてみました。

Red Garland “Red Garland’s Piano”
「退色じゃない?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが黒色の出方を見て頂ければ退色で無いことがおわかり頂けると思います。
右の2枚は以前プロモの存在を確認していますのでそれなりのばらつきがあることが分かります。

The Allman Brothers Band “1st”USオリジナルです。
どれもオリジナルですが(たぶん)製作工場によってかなり違うことが分かります。

The Beatles “Meet The Beatles”
オリジナルと初期プレスですが文字色違いすぎ

廣川さんからツイッターでご指摘頂きました。

確かに!60年代後半〜70年代初頭に製作されたワーナー・ブラザーズ関連のリイシューとかはホントその通り、薄くなっているんですよね。
それを写真に撮りたかったのですがリイシューの在庫が無いのでヴァーヴでチェックしてみました。
Ella Fitzgerald & Louis Armstrong “Ella & Louis”です。
左がセカンド・プレス、右がオリジナルです。
廣川さんのご指摘どおり右の色が濃いことがおわかり頂けると思います。
何枚もみているので間違いでははないかと思います。
「いままで書いてあることを考えたら、それ印刷の誤差の範囲じゃない」という方もいると思いますので最終的なジャッジはお任せ致します。
オリジナルの中にはコーティング・カバー・タイプもありますが比べにくいので今回は使用しませんでした。

さらに顔の部分をアップしてみました。
セカンド・プレスは頬の色が若干とんでしまっています。

ブルー・ノートでこんなものがありました。
色指定の指示が書かれたカバーです。
再プレス時に色指定を間違いないようにと保存されていたみたいですよ。

拡大してみました。

ここにははわかりやすいものを取りあげましたので、メーカー、またはタイトルによってほとんど変わらないものもあります。
皆様のご参考になれば嬉しいです。
お読みいただきありがとうございました。

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